「One人事」による革新的なSaaSシステムで人事労務管理を効率化!全てを1つのIDで解決!
One人事株式会社との対談をさせていただきました!
その時の対談動画はこちらです
【One人事】で変わる人事労務!人的資本経営に最適なDXは担当者必見!/youtube
(クリックで再生が可能です)
先日、東京にあるOne人事株式会社の本社にお伺いしてきました!
ことの発端は村里がyoutubeで人事労務に関連する様々なクラウドサービスについて発信していたところOne人事株式会社からご連絡をいただきSaaSクラウドサービス『One人事』の開発に労務専門家として
「この機能は労働法に沿っているのか?」「勤怠管理でこの時間の出方は問題ないのか?」というような労働法の観点からアドバイスをいただけないか?
と社労士という立場で労働法を踏まえた目線のご助言をという形で参加させていただいておりました。
村里としても勉強になることやこれからの人事労務の世界がより良くなることにワクワクしながら取り組ませていただきました。
私たちの事務所が福岡ということもあり、ずっとwebでのお打ち合わせだったのですがコロナも落ち着き、
是非!ということで今回は東京まで足を運ばせていただくことになりお話しさせていただきましたのでその内容をお伝えします。
One人事株式会社のSaaS製品『One人事』とは?
『One人事』とは、マネジメントシステム、労務管理、勤怠管理、給与計算といった複数の業務を
1つのID、1つのアカウントでシームレスに統合でき、企業の人事部門における様々な課題をテクノロジーの力で解決することができるSaaSクラウドサービスです。
この一気通貫のサービスによって、企業の労務管理の効率化はもちろん、従業員の満足度向上にも繋がると期待されています。
『One人事』は今までのシステム利用と大きく違うところがあります。
ベスト・オブ・ブリード(部分最適)と言って各分野で最も良いハードウェアやソフトウェアを選択し、それらを組み合わせることによってシステム構築を行うことが主流でした。
『One人事』の特徴は一言で言うと「1つの仕組みの中で人事労務の業務が完結する仕組み」です。
このような仕組みは2024年現在ではあるのですがまだ少ない状況です。
ほとんどが、労務管理専門、勤怠管理専門、給与計算専門というようにシステムが分かれている場合がほとんどです。
もう1つの特徴が「タレントマネジメント」か中心にありそこから派生しているというところです。
この仕組みにより人的資本経営と言われる人材を資本として捉えてその価値を最大限に引き出すことが可能となります。
また勤怠管理とタレントマネジメントの繋がりにより、日次の勤怠から社員の動向を把握して
「週明けに休みがちだから退職の可能性があるのではないか?」「残業が多いから適材適所ではないのではないか?」などこのような分析もいずれできるようになると考えられており、より多くの可能性を秘めています。
開発に至ったニーズと背景
先ほどご紹介しましたベスト・オブ・ブリオードでは複数のシステムを使用します。
しかし、そうすることでそれぞれログインURLがあり、従業員それぞれにIDとパスワードが必要になってしまいます。
人事労務担当者の目線
従来、企業の人事管理は複数のシステムや手作業によるデータ入力が必要で、時間と労力を大量に消費していました。
『One人事』では、これらの課題を一気に解決することができます。
従業員の情報を入力、更新してしまえば他のシステムにも自動で従業員の情報が反映されるため
1つのID、1つのアカウントで全ての管理業務をカバーでき、データの一貫性が保たれ、システムそれぞれに情報を入れなくて済みます。
それにより入力ミスのリスクを減少させることができ、時間と労力も大幅に削減することが可能となります。
従業員の目線
IDやパスワードがよくわからなくなってしまいログイン出来なくなるというのは良く起こってしまうのに、それが3つ4つと複数あるともうお手上げです。
しかし『One人事』ですと1つのIDとパスワードで複数のシステムを行き来することができるため
勤怠システムは「このIDとこのパスワード」給与明細は「このIDとこのパスワード」労務管理の申請は「このIDとこのパスワード」といったような煩雑さを解消することができます。
このようなお話や従業員からの声をお聞きしたことで開発は始まりました。
法律やセキュリティの安全性
現代のビジネス環境において、法律遵守とセキュリティの安全性は企業運営の基礎をなす重要な要素となります。
特に人事管理の領域では、マイナンバーの情報であったり従業員の個人情報保護と労働法の複雑な要件を満たすことが必要不可欠です。
One人事株式会社が提供するSaaSシステムは、これらの課題に対してはこちらの解決策で対応しています。
法律遵守の自動化
『One人事』のシステムは、社労士などの専門家の知識や意見を取り入れ最新の労働法規制に基づいて設計されており、変更があった場合にも迅速にシステムを更新します。
これにより、企業は労働法の変更に常に対応し、違反のリスクを最小限に抑えることができ給与計算や勤怠管理における社会保険料率、雇用保険料率、残業の割増率のような法的要件も自動的に適用し、手作業によるミスを防ぐことが可能となっています。
先進のセキュリティ対策
個人情報の保護は、企業にとって避けて通れない責務です。
『One人事』のSaaSシステムは、業界標準を上回るセキュリティ対策を実装しています。
その中でも政府が導入している「ISMAP」というクラウドサービスのセキュリティ評価を満たし、取得しています。
「ISMAP」を取得するためには管理基準をクリアしなければなりません。
項目数はガバナンス基準が18問、マネジメント基準が85問、管理策基準が1095問あり全てを満たすことで取得することができます。
https://www.ismap.go.jp/csm?id=csm_ismap_index
ユーザーの安心感
『One人事』のシステムを採用することで、企業は従業員に対して、その個人情報が法律に準じて、かつ最高レベルのセキュリティで保護されていることを保証することができ、従業員自ら、現在の勤怠の情報や労働条件通知書などを見ることができるためこのような透明性と安心感は、従業員の満足度を高め、良好な労働環境の構築に貢献することができます。
導入後の継続的な改善とサポート
One人事株式会社は、法律やセキュリティのトレンドに常にアンテナを張り、システムの継続的な改善を行われています。
また、顧客からのフィードバックを真摯に受け止め、サービスの品質向上に努めこれにより、企業は変化するビジネス環境に柔軟に対応し、長期にわたってセキュリティと法律遵守の要件を満たし続けることができます。
SaaSクラウドサービスのメリットは買い切りシステムと違い、アップデートの内容をリアルタイムに恩恵を受け取ることが可能です。
サポート対応についてはタレントマネジメント、労務管理、勤怠管理、給与計算と幅が広いため1人がサポートスタッフ1人が知識を身につけるというのは容易では有りません。
そこで現在、対話型のOpen生成AIを使用してお客様からの質問を全部覚えさせてナレッジを蓄積し、多くの質問に対応できるよう社内で研究を進めているとのことでした。
今後の展開予定
人材育成の機能
今後はタレントマネジメント領域において良い人材育成の機能をつけたいとおっしゃっていました。
イメージされているものとしては「ジョブ・ディスクリプション」と言って業務について職務内容を明記したものがありこの仕事にはこのスキルが必要ですと現在のスキルとのギャップを明確にし「あなたはこの業務に対してこのスキルが足りないのでこの研修を受けなさい」というようなレコメンドをしてくれるような機能を作りたいとのことです。
これには村里も給与を決める時の等級をスキルで明確にしたいという思いがあり、スキルの明確化から必要研修の明確化さらには等級の明確化にも活かせるのではないかと目を輝かせていました。
AIを活用した給与計算
もう1つ思い描いている機能がありそれは「One人事、給与計算をして」と声をかけると給与計算を実行してくれるというものです。
これももし実現できたらどれだけ労務担当者の負担が軽減されるか計り知れません。
業務の引き継ぎ機能
人事労務の業務はどうしても属人化しがちです。
担当者が部署移動、退職、産休など業務から離れる場面は多々ありますが、その時に大変なのが業務の引き継ぎです。
そこでこちらもAIを活用し「前の担当者はこの場面このようにしていましたよ」と教えてくれながら業務を進められることが出来ればすごく時間効率が良くなり魅力的です。
まとめ
本記事では、One人事株式会社とその提供するSaaSシステム「One人事」について掘り下げてきました。
このシステムが企業の人事管理に革命をもたらす可能性は、以下のポイントになります。
一気通貫のサービス提供:
マネジメントシステム、労務管理、勤怠管理、給与計算を1つのIDで管理できることの利便性と効率化。
法律遵守とセキュリティの強化:
最新の労働法規制に準拠、アップデート、「ISMAP」などセキュリティ評価制度を用いることで、システムを安心して利用することが可能。
企業文化と従業員満足度の向上:
透明性の高い管理システムを通じて、企業と従業員の信頼関係を強化、従業員と企業のコミュニケーションを促進し、より良い職場環境を構築。
テクノロジーの進化への適応:
AIや機械学習などの先進技術の進展に伴い、技術を取り入れることで、さらに洗練された機能を提供することが予想。
このシステムの採用により、企業は労務管理の効率化はもちろんのこと、法的なコンプライアンスを容易に遵守し、セキュリティリスクを最小限に抑えることが可能になります。
さらに、従業員との信頼関係を強化し、ポジティブな企業文化を築くための土台を提供します。
今後もOne人事株式会社は、テクノロジーの進化を活かし、企業と従業員のニーズに応えるサービスを提供されるとおっしゃっていました。
その取り組みが、より効率的で透明性の高い、そして全ての人にとってより良い職場環境の実現に貢献することを期待しています。
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